近親結婚
熟女物のアダルトビデオなどで、近親相姦をテーマにした作品があります。
しかし、この近親相姦は古来よりタブーとされてきました。
ましてや結婚となると、世間から冷ややかな目で見られることでしょう。
近親結婚は何故いけないのでしょうか?
ヒトゲノム計画によって、人間の遺伝子の全容が解読されました。
しかし、ここの遺伝子がどのような影響を及ぼすのか、細やかな内容の解明は今後の課題でしょう。
これまでに判明してきたところによると、残念ながら、人間には悪性の遺伝子を持っている人が想像以上に多い事がわかっています。
ただし、それらの多くは劣勢の遺伝子であり、対立する優性遺伝子が健全であれば、劣性遺伝子は押さえ込まれて、悪性の症状はあらわれません。
ですが、近親者どうしが結婚してしまった場合については話が変わってきます。
男女ともに劣勢の遺伝子を持っている確率が高くなってしまい、その間に生まれる子供に遺伝病が出現する可能性が極めて高くなるのです。
遺伝子科学が発達する以前から、人間はこのことを経験的によく知っていました。
これが、近親結婚が人類共通の禁忌とされてきた最大の理由なのです。
以前、研究機関が21種類の遺伝病に冠して調査を行ったところ、他者同士の結婚では3000回に一回の確率で遺伝病が出現しますが、いとこどうしの結婚になりますと、180回に1回の割合まで、ふえることがわかっています。
180回に一回というと、約50.5パーセントの確率になります。
数字だけを聞くと、以外と低いと思われるかも知れませんが、他人同士の結婚に比べると、16~17倍もの、非常に高い確率となるのです。